
CONCEPT
抹茶の、再発見
まだ見ぬ抹茶の未来
ALL FOR ONE は、美味さに最大の情熱を注ぐ、という信念から生まれました。それは、江戸初期より300 年にわたって茶づくりを続けてきた京都・宇治、山政小山園がその技術とともに、累代伝え貫いてきたものです。
抹茶の可能性を信じる。
抹茶は、日本の伝統的な飲み物、そしてスイーツのフレーバーとして、世界中で愛されています。しかし、残念なことに良質な抹茶本来の風味を伴わないスイーツ等が多いのも事実です。
身近になるほど、本当に美味しい抹茶と出会う機会が失われてしまうかもしれない。そんな今だからこそ、本当の抹茶の良さを知って頂きたい。そこには、最高に美味い抹茶にしかできない、新しい発見があるはずです。
伝統を守るために、進化させる。
抹茶と共に歩んできた山政小山園は「極上の抹茶体験を届ける」というビジョンのもと、当社、茶生産農家、クリエイターの三者で集い、 ALL FOR ONE を立ち上げました。ALL FOR ONE は、優れた茶生産農家が品評会に出品した手摘みの最上級の茶葉(全国の生産量のおよそ0.03%) を使用し、各界のトップクリエイターとのコラボレーションで、「いままで抹茶だと思っていた味わい」や、「楽しみ方の概念」を塗り替えます。飲む抹茶、食べる抹茶、どちらも抹茶の未来です。しかしそれは、抹茶本来のふくよかな極上の味わいであるべきです。
私たちは、抹茶の継承者、そして革新者でありたい。それが、我々ALL FOR ONE です。
“三味”一体
抹茶が持つ可能性には、茶生産農家、茶師はもちろん、シェフやデザイナーやアーティストなど様々な人が集います。茶樹を育む人、抹茶の作り手、そして、それを活かす人。我々は本来の茶屋の仕事(美味しいお茶をつくる)に立ち戻り、それぞれの強みを活かしながら、各界のプロの方々とコラボレーションしてチームとして臨むことを選びました。
私たちALL FOR ONEは、“三味”一体となって今までにない「極上の抹茶体験」の探究を続けていきます。
そんな業界や業態や会社の枠を超えたチームワークと、本来の抹茶の美味さによって「抹茶の再発見」を提供する。それが、今後も抹茶が「抹茶と誇れる姿」で愛され続けることに、貢献できると信じています。
0.03%の可能性
使用する抹茶は味わいの日本一を決める、優れた茶生産農家が茶品評会に出品したものを落札して使用。国内の抹茶原料葉生産量のわずか0.05%という希少性。厳選されたものだけが持つ可能性を、最大限に引き出し表現されるコレクションは、「いままで抹茶だと思っていた味わい」や、「楽しみ方の概念」を塗り替えます。
COLLABORATION PARTNERS
SUPPORTED BY
京都府京もの食品
販売対策支援事業
OFFICIAL MUSIC
H ZETTRIO から AFOへのメッセージ
この度、 ALL FOR ONEプロジェクトにお声がけ頂き有難うございます。世界中で愛され、抹茶を「食べる」という喜びが広く知れ渡った今、我々も世界中の人々の心に響く“音楽”を届けるため日々活動しております。
お互い枠にとらわれないアイデアとクリエイティブで、山政小山園と新たなパートナーシップモデルが展開できればと期待しております。
H ZETTRIO一同
OUR HISTORy
私たちの歴史
美味さ、ありき。
山政小山園、製茶場。そこは、工場というよりも工房だ。情熱と探求心に、支配されているのだから。
鎌倉時代に明恵上人によって茶の実がもたらされたという伝承とともに、日本の茶の聖地であり続ける宇治。幕末以前は茶農家であったという山政小山園は、いまもこの地に自らの茶園を持つ茶問屋だ。
その味と香りで茶道用抹茶の世界において広くその名を知られる存在となった現在も、原点を見失うことなく、宇治の地で茶葉の成長と日々向き合っている。
だからだろうか、宇治を中心とする京都南部の一帯に芽吹いた、最良の茶葉が集められる山政小山園の製茶場は、工場というよりは工房と呼ぶにふさわしい空気を湛えている。
鮮やかな緑の階調を見せる茶葉を扱う職人たちの姿勢は、さまざまな緑の顔料や染料を用いて繊細な世界を紡ぎ出していく絵師のよう。五感を研ぎ澄ませて、その色合いと香気、風味や手触りを確かめ、そうして理想とする茶を実現するため原料茶葉を調合する作業を繰り返す。
機械に任せるのではなく、数値に置き換えるのでもなく、代々積み重ねられてきた知恵と、自らのうちに息づく感性を頼りに、彼らは最高の抹茶に至る道を探るのだ。そして、その美味さに惚れこみ信頼を寄せる、全国千を超える茶店へ届けられてゆく。
美味さありき、を貫く技術と感性。生産家と茶店の信頼を丁寧に紡ぐ誠実な姿勢。感性の経糸と信頼の緯糸が織りなす、一服の芸術。
そう、この製茶場という空間を静かに支配するのは、間違いなく職人一人ひとりの情熱と、そして探究心だ。
山政小山園が生み出す茶とは、文字通りそんな想いの美しい発露であるに違いない。
